ペリカンチェアはフィン・ユールが25歳の1940年にデザインされた作品。
発表された当時は家具の番号で呼ばれていましたが、ペリカンが翼を広げている形に似ているところから、「ペリカンチェア」と名付けられました。

両腕で包み込まれるようなユニークなフォルムと背もたれにはボタンを配置したアクセントのあるデザイン。 座面はしっかりとしたクッションで、やや後ろ下がりの体勢になり安らぎとくつろぎのひとときを与えてくれます。

建築家であり家具を製作する技術をもっていなかった彼の作品は当時、 人間工学を無視した構造とユニークなデザインにより酷評を受けることもあったそう。
しかし、幼少の頃から美術品を見て養ったその美的センスと優れた彫刻的な造形を取り入れデザインした作品は 徐々に評価されはじめ”家具の彫刻家”と呼ばれるほどに。世界にデンマーク家具を知らしめた1人とも言われています。

ペリカンチェアは製造されたものはごくわずかで、2001年に再発見・復刻されるまで忘れられていたチェア。
現代になってもなお、既成概念にとらわれない独特な造形の美しさは色あせることなくその存在感を放っています。














型番：CH2008

商品名：ペリカンチェア

デザイナー：フィン・ユール

デザイン年：1940

サイズ：W78xD80xH69 SH40(cm) 約16kg

配送区分：軒先渡し／ワンマン配送A／送料無料

梱包状態：1個口・完成品・約22kg

素材
張地：ファブリック
脚：アッシュブラウン塗装

生産国：中国

注意事項：E-comfortのペリカンチェアは、ジェネリック製品です。品質改良のため、デザイン・仕様・サイズを予告なく変更する場合があります。素材の特性上、木目や色味には個体差があり個性としてお楽しみ頂けます。